虹をみつめて…。




夜景をみつめる奈々ちゃんはとても嬉しそうだった。




「うぅん、私は何も…
むしろ助けられちゃったし」


「碧斗、困ってる人いるとほっとけないからね〜」




そうそう!


すごく優しいんだよ。




《ヒューーーーバーン!》




「あっ!花火だ!
ほらほら碧斗見てよ!」


『いや、見てるって!』




碧斗の方に駆け寄り、腕にしがみついて騒ぎ出した奈々ちゃん。


可愛い…


甘え上手だなぁ。




『彩葉、綺麗だね…』


「うん♪」




私も甘えよ…かな!


真紘の手を握り締め、近くに寄り添ってみた。


するとにっこり微笑んでくれた。