車を出て少し歩くと、綺麗な花畑を見つける。 「あ…これが菜の花畑……」 見覚えのあるような、ないような……。 だいぶ前に行ったから覚えてないな…。 「へぇ、小さい頃の菜の花畑そのままじゃん。変わってねぇなぁ。」 一方、蓮斗は覚えているのか懐かしそうに見ている。 「蓮斗っ、行こ?」 「おぅ。」 蓮斗の手首をつかんで走り出す。 「わぁ…綺麗……」 これは確か、アヤメ。 花言葉は『良き頼り』『あなたを大切にします』。 「アヤメか……季節的には少し早いな。」 そう言う蓮斗。