「ねぇ?親友の綾香ちゃん。」 合山くんは私にニコリと微笑みかけて帰っていった。 「え……綾香…?」 詩織も立ち上がり、目が合う。 おとなしく私は詩織の前に出て行くことにした。 「…ごめん、詩織。盗み聞きしてた。」 私がそう言うと詩織はまたベンチに座った。 「…綾香、心配かけちゃってた?ごめんね。なるべくかけないようにしてたんだけど……」 詩織のその言葉に勢いよく首を横にふる。