1人になると蘇ってくる昔の思い出。
……もしかして、走馬灯ってやつ?
『しぃちゃん、しぃちゃん!』
これは幼稚園の頃の俺ら。
あの頃は詩織の後ろをついて回ってたきがする。
『れんくんっ!この花はなーに?』
そして、いつの間にか詩織が花を好きになり、俺にたくさん聞いてくれた。
『詩織、この花は何の花がわかる?』
気づいたら仲良くなっていて、
『わかるよ、この間教えてもらったばっかだもん。』
気付いた時にはもう好きだった。
小、中と詩織は地味にモテて、詩織のことを好きになる男が出てくるたびに
俺は詩織との仲を見せつけていた気がする。
ただの幼馴染なのにな。

