「れーんとっ!」 昨日の今日だから、気まずいとか、泣きそうとかいろんな感情はあるけど押し殺して蓮との元へと行く。 だって、もし私が蓮斗の立場だったら変に気を使ってもらうより、 普段のままのほうがいいもん。 「おー詩織。」 蓮斗は一瞬目を見開いたけど、すぐにいつも通りへとなった。 「蓮斗、本持ってきたよ。」 カバンをあさり、私は蓮斗が好きな作家さんのミステリー小説を渡した。