三つ目に手に取ったのは、あたしの大好きなキャラクターのキーホルダー。
あたしがこのキャラクターに目がないの知ってるからね、君は本当に。
だから君も、このキャラクターみるとあたしだと思ってつい手が伸びるって言ってたね。
あたしがいない時も思い出してくれてるって実感して、幸せだなって思ったんだよね。
最後に、君からの手紙。
学年が変わる時に、あたしが君に書くっていったら、君もあたしに書くって言ってくれた。
そんなこと言われるなんて思ってなくて、本当に嬉しかった。
手紙には、男子の割に綺麗で小さい文字で、
出会ってからその頃までの思い出とか、ぶっちゃけ話とかが書いてあって、
それで、最後に、大好きだよ、って。