するりと抜き取ったそれを他の服と一緒にサイドテールに追いやる。
晶はどうしても恥ずかしいらしく、両腕でクロスして必死に隠す仕草をする。
「隠してるの?」
「……だって、恥ずかしい」
「見せてよ、晶ちゃん」
胸をガードする腕にキスを落としてお願い、とアピールする。晶は小さく唸ると渋々、腕の力を抜いた。
「ありがとう」
両腕をシーツに縫い付けて、彼女の白くホクロ一つない肌に視線を注ぐ。こんな恥ずかしい行為をしていたって、彼女はやっぱり美しくて、天使なんじゃないかと思う。
顔を逸らして目を瞑っているせいで、まるで無理矢理押し倒しているかのような格好に、馬鹿みたいに熱が上がる。
「綺麗だよ、晶」
そっと、右胸の膨らみを包み込むように触れてみると、びくっと強張る全身。
「大丈夫、だからちゃんと俺のこと見て」
「……ナツ」
小さなか細い震えた声で俺を呼ぶ。そっと開いた濡れた瞳がゆらゆら揺れていて、儚ない花のようだと思った。
「俺だけ見ていて」
「…うん」
その返事にいい子、と頭を撫でると少しだけ緊張が解れたように見えた。白い首筋から順に薄い肌を食べ尽つくすように唇で撫でて行く。
首、肩、鎖骨。じわりじわりと桃色になる薄い肌に冷静でいろという方が無理だと思う。
「わ!」
胸の膨らみに口付けると色気のない驚いた声を上げる晶に思わず俺も笑ってしまう。
「もうちょい色っぽい声出してよ」
「だって、急所にくるから」
「急所って」
くすくす笑いながら、彼女の胸にキスを降らす。
「やっ、ナツ」
打って変わって可愛い反応に少し嬉しくなる。俺に翻弄されてる彼女が可愛くて可愛くて仕方ない。
胸の中心に触れると、彼女の手が肩に置かれる。
「大丈夫、痛くしないよ」
その手を取って指を絡めて繋いで、桃色に色づくそこにまたキスをしてわざと強く吸ってキスマークをつける。
そこだけ色濃く残る跡に、独占欲が満たされていく感じがした。

