暗い....怖い....私死んだの....?

守れたからいっか....平助....

[美妃!!起きろ!!死ぬなよ!!]

平助の声....帰らなきゃ

帰って....会いたい.......

[美妃!!あなたは、戻るの!!]

お姉ちゃん?お姉ちゃん!!!

[あなたは....生きて?]

「平助....」

時間は事件から3日経った夕刻--

寝てる....ごめんね。心配かけて....守れて本当に良かった....

本当はあの時平助は額を切られて大怪我をするはずだった

それで、この人の大事な道を無くすわけにはいかない....

生きていてくれてありがと....平助

チュッ

優しく平助の頬に美妃はキスをして手を解き部屋を出ていった