ガヤガヤガヤ

近藤「こちらが当たりの様だな…山崎!!トシに本命はこちらだと伝えて来てくれ!!」

近藤「皆!!行くぞ!!」

近藤さんの掛け声と共に私達は池田屋に乗り込んだ

近藤「御用改である!身命にお縄につけ!!さもなくば、容赦なく斬りつける!!」

近藤さん、すごい!流石大将なだけある...!

「新八さん!!!手の紐をきつく結び直してから行ってください!!!」

新「お、おう?了解だ!!」

藤堂「俺はいくぜ!!」

行かなきゃ!!

「近藤さん!私も平助と共に行ってきます!」

近藤「くれぐれも気をつけろ!」

はい!!平助を追いかけなきゃ!

藤堂「おらぁ!どんどんかかって来い!!」

いた!!やっと追い付いた...!!つ、疲れた...

浪士「討ち取ったり!!!」

平「チッ!まだ生きてやがったか!死に損ないが!!」

ザシュッ

なんだ、影?これは....

藤堂「美妃!!!テメェー!!!!!」

ザシュッ

浪士「ガハァッ」

藤堂「美妃!!おい、しっかりしろ!!おい!!何で庇ったりした!!!」

意識が薄れていくなか

「平助....?無事?」

だって、結末を知ってるのに...大切な人の苦しい姿なんか見たくないもん...

「泣かないで...平助......」

平助「死ぬなよ!!!絶対助けてやるから!!!」

平助ごめんね...伝えてあげることが出来なくて...