"顔すごく優しかったもんね"
"もしかして、先輩の好きな人とか!!"
いや、ないない…何を考えてるんだ
それより、なんであんなに可愛くて綺麗な人達の誘いを断るんだよ!
神崎先輩に対してそんな疑問がわいてきたが、私の計画は失敗に終わったので渋々神崎先輩が待つカフェの中に入った
「いらっしゃいませ~。お一人様でしょうか?」
『あ、待ち合わせしてるので』
私は可愛らしい店員さんにそう答え、神崎先輩の座る席に行き
『神崎先輩』
そう声をかけると神崎先輩は私を見て
「瑠璃ちゃん、待ってたよ」
そう言って微笑んだ


