嫌いなアイツ



「はい。どーぞ。」


そう言って私に学生証を渡す神崎先輩


『ありがとうございます。』


それを私は受け取る……はずだったのに


「でもただでは返してあげない。」


神崎先輩はそう言って出していた手を引いた


『は?』

「そんなに怖い顔しないでよ。」