ドアが開いた途端、女子の黄色い歓声が漏れる。
はぁ...イケメンみたいだなぁ。
でも、見上げる気力ないし。
机にべたぁっとくっついていると、
「神楽、体調悪いのか?」
「いいえー」
「そうか。体調悪くないのにその態度とはいい度胸だなぁ」
あ、どうしよ。
「いや、すいませーん(笑)」
苦笑いしつつ、謝ると、
「しょうがない。転校生の世話係としてそんなに働きたいか。いいぞ。やれ」
「う...はぃ...」
先生、怒ってるよ、あれ。
やらなきゃ、やばそうだなぁ。
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