おかえり

「あ、中学ん時のー…、」

月冴は、そこまで言って

言うのを、やめた。

それから月冴は、黒い髪の毛の

女の子を見る。


「あ、元カノやでっ」


女の子は、ピースしながら

答えた。


「そんなん居ったんや、お前」


俺が言うと月冴は、笑った。