バーベラ・・・魅了された男達

「ふふ、大丈夫。
私もあの頃の私じゃないし。平気だよ?」


「そっか……そう言えば瑠奈、何歳になったんだ?」


「ん〜〜と……17だったかな?」

「お前、まだ10代だったのかっっ」

「そう、みたいだね〜。私にとったら、年齢なんてどうでもいいんだけどね」



年齢は私には邪魔な物でしかない。

未成年だからって、保護者の同意が必要だとか、雇えないとか散々言われてきたから……


「高校は………」

「行くわけないじゃん。中学から行ってないのに」

「だよな………心許せる友達とか仲間…とか……いないんだな」

「それ、生きる為に必要な物?調べた限り、私には必要ではなさそうなんだよね」


「まぁ、絶対いるってものじゃないけど、居たら生きることがもっと楽しくなるよ」

「ふ〜ん…楽しくなる……ね」


私は生きることを楽しいと思ってはいけないのに……