ひびの所まで歩いて行く。
「注文聞こえてた?」
「あぁ。聞こえてたよ。因みに樹の言葉もな……」
え?それも聞こえてたの?
「樹が自分から行動起こすのって珍しいから、付き合ってあげてくれる?」
付き合うって何にだろう……
「何に?」
「………瑠奈はそういうの疎いんだったな……。
とりあえず、樹達のところで、お話しておいで?それが今の仕事。」
仕事と言われたらしなきゃダメだよね。
「………わかった」
ひびの元から離れて、樹達の元へ歩いて行く。
「響さん、いいって?」
私が近づいて来たのが分かった樹が聞いてきた。
「うん」
「じゃぁ、ここに座ってよ」
茶髪の双子の片割れが椅子を用意してくれた。
「あ、ありがと」
ストンと腰を椅子に下ろした。
「「…………………」」
自分から話しかけるのは苦手なので、黙っていると、沈黙が続いた。
「だぁっっ‼︎ おい、樹っっ‼︎
てめぇが声掛けたんだから、喋り始めないと、何にもなんないだろうが」
もう1人の金髪の双子が痺れを切らせて、樹に文句を言った。
「あ、そっか……」
樹、大丈夫かな?
天然?
「それよりお前、樹が自分から声掛けるなんて、珍しいんだ。
どんな方法使った?」
金髮の双子が、疑うような目で見ている。
どんなって言われてもな……
「………何もしてません」
これがしっくりくる答えだった。
「注文聞こえてた?」
「あぁ。聞こえてたよ。因みに樹の言葉もな……」
え?それも聞こえてたの?
「樹が自分から行動起こすのって珍しいから、付き合ってあげてくれる?」
付き合うって何にだろう……
「何に?」
「………瑠奈はそういうの疎いんだったな……。
とりあえず、樹達のところで、お話しておいで?それが今の仕事。」
仕事と言われたらしなきゃダメだよね。
「………わかった」
ひびの元から離れて、樹達の元へ歩いて行く。
「響さん、いいって?」
私が近づいて来たのが分かった樹が聞いてきた。
「うん」
「じゃぁ、ここに座ってよ」
茶髪の双子の片割れが椅子を用意してくれた。
「あ、ありがと」
ストンと腰を椅子に下ろした。
「「…………………」」
自分から話しかけるのは苦手なので、黙っていると、沈黙が続いた。
「だぁっっ‼︎ おい、樹っっ‼︎
てめぇが声掛けたんだから、喋り始めないと、何にもなんないだろうが」
もう1人の金髪の双子が痺れを切らせて、樹に文句を言った。
「あ、そっか……」
樹、大丈夫かな?
天然?
「それよりお前、樹が自分から声掛けるなんて、珍しいんだ。
どんな方法使った?」
金髮の双子が、疑うような目で見ている。
どんなって言われてもな……
「………何もしてません」
これがしっくりくる答えだった。

