「えぇっ…!!!ちょっ…!」 「…うるさい。空気読め」 「く…空気って…」 早瀬くんに追い詰められて、 私の後ろには壁しかなくなってしまった。 空気読めってなに……!!? 嫌味なくらい整った早瀬くんの顔がだんだんと私に近づいてきた。 「早瀬くっ…!」 私は思わずギュッと目をつぶった。 キス……されるっ…!