その日の昼休み。
約束していたとおり、
ちゃんと屋上に来た私。

もう先に来ていたのか、神崎君の姿が見える。

「おっ!一ノ瀬さぁーん!」

「うん。で、何か用?」

「えっとー、一ノ瀬さんの事が好き。」

「は、はぁ…。 で?」

「付き合ってください。」

「ごめんなさい。」
私は即答だった。

こいつと付き合うとか無理無理。

でも神崎君はこれで諦めるような人じゃないだろうな。

なんて思っていると…。

「ねぇ、一ノ瀬さん。
なんで無理なの?
理由とかあるの?
彼氏いるの?
あーあ、ダメだったかぁ。
んじゃ、無理にでも犯すしかないか。」

って言った後神崎君は私を押し倒した。

それから、神崎君の顔がどんどん近づいてくる。

30cm…
20cm…
10cm…
5cm…

体が押さえつけられてて動かない。

怖い。もうだめだ。

私の目からは一粒の涙がながれた。