実を言うと このあとのコトはもうあんまり 覚えてない。 その写真が俺には あまりにも大きすぎて、 それしか頭に入らなかったんだ。 葵ちゃんのあんな笑顔初めてみたから。 「情けねぇ..」 家のソファーに横になり ため息をつく。 葵ちゃんは 俺の異変に気付いて 部屋に戻るように言ってくれた。 だけど。 今はその優しさが 逆に辛いよ...