王子様の大奮闘【伝えたい想い・続編】



「葵ちゃん!!!!!!!!!!
大丈夫!?!?

熱は?頭痛くない???
お腹とか空いた?
まだ寝てないと!」





いきなりのマシンガンに

「くすっ..」



笑ってしまった私を見て


「よかった」


って小さく微笑んでくれた。




「...あのさ、葵ちゃん。」




「何ですか?」






少し切な気な顔。


この顔の意味を理解するには
まだ私には余裕が無かった。