メガネの向こう側


 日も暮れてきたし帰ろうと思ったら

 後ろから私を呼ぶ声が聞こえた。


 振り返ると…


 そこにはメガネ男が立っていたのだ。


 ゲッ……。


 私はイライラしてメガネ男に手紙を見せ


 る。


 「これ、書いたのあんた?」



 「はい。そうですが。」



 なんだ。こいつからかよ。