メガネの向こう側


 「好きな人の秘密は独り占めしたい     のっ…」


後から後から涙がこぼれる。

 「篠原さん…それって…」


「私、斉藤く…ううん。メガネ男の事が好きなの!」


 はぁ……


 言っちゃった…



 プッ



 メガネ男が笑った。



 「ちょっ、私の話、聞いてた!?」



「だって、こんな時までメガネ男って。。。」

メガネ男は笑いながら、私の頭をクシャっと撫でる。


 「もーっ、」


笑った顔とかほんとうに可愛い…


「俺も、篠原さんの事が好きだよ」


また泣きそうになった。