昼飯をいつものメンバーで食べていると、クラスメートの一人が僕に手招きをしていた。
「ごめん。ちょっと行ってくる。」
僕は椅子から立ち上がり、廊下に行ってみた。
すると、そこには二人の女性、有名な美少女姉妹がいた。
二人とは話したことないけどな…
「で、僕になにか用かなぁ?」
と言うと、二人同時に渡された2つの手紙。
「これは?」
「手紙です。読んでください」
二人はまた同時に言ったと同時に二人はどっかへ行ってしまった。
僕は意味がわからず、教室へ、昼飯の席へと戻った。
「おい、誠一、どうしたんだ?」
と、興味深々で聞いてくる。
「いや、別に」
僕は手紙を後ろに隠した。
「いや、別にじゃないだろう。」
「いや…」
そこへ昼飯が終わりを告げるチャイムが鳴った。

五時間目の授業の時に僕は手紙を開けてみた。
そこには丁寧にこう書かれていた。
「今日の放課後に屋上にきてくれませんか?」
という文字だけ。
もう一つの手紙もこれだけ。
告白かよ。
と、思いながら、僕はホームルームが終わりを告げ、僕はイツメンのメンバーに今日用事があるから行けないと訳を言い、カバンをもち屋上へと上がった。
上がり、ドアを開けると、そこには二人の美少女がいた。
その美少女はあの有名な美少女姉妹だった。
「誠一くん、来てくれたんだ」
「で、僕になにか用?」
まぁ、大体なことは予測はできてるけどね。
「ほら、由奈から言えば?」
と言うと由奈は祐奈な前に立ち、僕の目の前にきて、そう言ってきた。
「私、誠一先輩に一目惚れしました。なので、私と付き合ってください。」
次に祐奈が告白をした。
「私は誠一くんのことが一年生の時から好きでした。なので僕と付き合ってください。」
僕の答えは決まっていた。
「二人ともごめん、僕いまは好きな人つくりたくないんだ。二人の好きなのはわかった。でも、いまは好きな人は作りたくない。」
すると、二人はこう言ってきた。
「私から提案があるんですが?」
「提案?」
「はい。」
「その提案というのは?」
僕は息を呑み、その提案を待った。
「私たち二人と一年間同居生活をして、同居生活をした中でどっちにするかを決めていただければいいじゃないんですか?」
「女性二人と同居生活は絶対に無理!」
「無理と言ったけど、まぁ、同居生活もしてもいいかなぁ?」
と言ってしまった。
突然の告白で姉妹と同居生活が始まるのだった。