そして、すごく長いキス。


ドキドキが伝わっちゃいそうで、心臓が飛び出ちゃいそうで。

少しだけ、ほんの少しだけ、松木から離れようとするのに、


そんなの、許してなんかくれなくて。


頭も腰も、がっしりホールドされた。


離れることを諦めた私は、

そっと、目を瞑る。


トロンって、甘くって、


凄く凄く、幸せ。


怖いくらい。