私を惚れさせて。私の虜になって。

あぁ、また泣きそうになる。


終わりなんて、いやだ。


唐突すぎるよ。

「キモいだとー!?」


「松木たまに女化するよな」


「俊くん!?しねぇよ?」


いつまでも、聞いていたい。

時間なんて、なくなっちゃえばいいのに。


「俊くん、もう帰るの?」


「おう。帰るぞー」


家に帰ろうとする松木は、立ち上がる。


「俊くんも一緒にかえろーぜ!」


やだ。


やだやだやだ。


帰りたくなんか、ない。