私を惚れさせて。私の虜になって。

「いつまで居座ってる気よっ!出て行きなさい部外者っ。あんたが死ねばよかったのに!」

…………

「ありがとうございました」

おばあちゃんには、また今度話そう。

しょうがないんだ。

だって、あのおばさんは間違ってないんだもん。

何にも、関係ない赤の他人が、勝手に乗り込んで来ているようなもん。

怒鳴り散らすのも、しょうがない。

「おかえり」

「…えっ?」

「なーに、そんなに泣いちゃって」