「あぁー。すがちゃんがどーうしても暗闇がこわーいって言うからなぁー?」

「え、菅原似合わね」

「…言ってないし」

松木は、しょうがないなぁー。みたいなバカにした顔をしている。

「あ、飯じゃん」

まーくんが笑顔で言う。

おばさんが持ってきたおにぎりにみんなが群がる。

「いこーぜ」

松木も立って、伸びをした。

「菅原早くしろ」

「…いらん」