私を惚れさせて。私の虜になって。

松木は一足先にコンビニに入って、カップラーメンを買った。

コンビニの前で座って、

「ここ」

その隣を私に強要する。

「え…?」

路上飯とか…勇気ない。

「こい」

だけどわたしはそこにいく。

松木が指す場所に座った。

「もっとこっちだ」

コンビニの前、公衆の面前で、

そんな、誤解されるようなこと、出来ないよ。

「早く」

怒っているような声で。

だから私は言うことを聞いてしまう。