私を惚れさせて。私の虜になって。

すると、…なんだか、

涙が出てきて。

泣けば泣くほど、頬が痛む。

まーくんは、どこか別の席に行った。


そんなとき、扉が開く。

チラッと目をやると、松木がビニール袋を持っていた。

一直線に、私のところへ来る。

「まー、来い」

まーくんまで呼んで。

「…何。見せ物ですか」

集まんなくたって、いいじゃない。

「あー、そうなるか。まー、戻れ」

「なんなん!?」


私のせいで振り回されたまーくん。