「2分経った」

私がそういう。

「一発やんないと、私の気が済まないの」

「は?」

「あ、わたしもね」

「は?」

モリまで、なんか便乗してきた。

「じゃあ、」

せーちゃんがキラキラした目で言い出した。

「何、する気?」

「黙って立つ!はい」

「んっ」

モリが、私の顔を後ろから掴んで固定する。