病院に帰って着替えた。 私しかいない広い病院のベットに寝転んだ。 ここも少し広いけど、あのお屋敷よりはましだ。 だってあそこは、広すぎるんだ。 使用人と私しかいないのにまるでお城みたいに広くて、 その広さが、より私を孤独にしたんだ。 「はー、疲れた。寝よ。 あっと、その前に… よし。 おやすみ」 私はすぐ寝てしまうからまさかその声に美代さんから返事が返ってきたとは気づかなかった。 「おやすみ、芽生ちゃん。 それから入学、おめでと。」