「ただいま」
ハルとバイバイして家に入る。
玄関にはわたしより少し小さい茶色のローファーが脱いであった。
先に帰ってきてたんだ。
片付けないと後でお母さんに怒られるからわたしが自分の黒いローファーと先着のローファーを靴箱にしまう。
するとパタパタと走ってくる音がした。
「聖!おかえり」
今目の前にいるのはわたしと同じ顔の姉ーー弥
「ただいま」
わたしたちは一卵性の双子で顔が瓜二つ
身長も体重も学力も運動神経も一緒。
あ、表向きは勉強は中学までは一緒だった。
高校に入ってからは私の方が下だけど。
でも本当は今も本気を出せば弥と同じ学力だと思う。
「また今年もAクラスなの」
「知ってるよ、」
弥は頭の良いエリート集団と呼ばれるAクラスに3年連続なっている。
わたしも一年の時はAクラスだった。

