わたしとハルは音楽の趣味が似てる、というか同じ。

好きなバンドも同じ、だから聴く音楽も同じになってくる。



ゆらゆらとバスに揺られながら耳に響くだいすきな音楽が心地良い。



そのまましばらく意識を飛ばしていた。


「聖っ、次だよ」


いつものように肩をトントンとされ起きた。

ボーッとしてるとわたしが降りる停留所の名前がアナウンスされる。


バスが止まると手を掴まれそのまま降りた。


「ほら、帰ろう」


手を離し歩幅を合わながら歩いてくれる



「クラスまた同じだね」


「そりゃあ学力同じぐらいだもん、クラスも一緒だってわかってた」


「いや、同じじゃないけどな」


「一緒じゃん」


うちの学校はまあまあ偏差値の高い学校で大学進学率をすごく気にするらしい。

だからテストの成績順にクラスがA〜Eまでに分けられる。