ぼーっと歩いていたら気付いた時には校舎裏にいた。
ベンチにへたり込む。
どうしよう。
好きになっちゃったよ。
そう自覚すると溢れんばかりの涙がポロポロと頬を伝った。
あれ、おかしいな。
昔から滅多に泣かないわたしだったのに。
止まらない。
止め方がわからなかった。
もし、わたしの気持ちが弥にバレたら弥はどう思う?
わたしのために諦めてくれる?
それともライバルとしてみる?
ショックを受ける?
昔、テレビで双子の75%は同じ異性を好きになると言っていた。
だけど今まで被ったことなんてなかったのに、、。
わたしが諦めるしかないのかもしれない。
だって弥のほうがあの澄川くんに釣り合ってる。
それは他の人から見てもわかる。
勝負する前から目に見えていた。

