「藍くんいる?」
心が曇っていたわたしとは対照的に姉はご機嫌だった。
澄川くんか、、、。
「あそこにいるよ」
澄川くんはハルの隣で競技を見ていた。
あの2人はリレーの練習をしてる時に仲良くなったみたい。
そんな二人の元に駆け寄っていった。
「藍くん!」
「渋谷」
「久しぶりだね!」
「あぁ」
クラスTシャツがとてもよく似合っていて見とれてしまった。
細いのに背が高いからか肩幅はがっちりしてる。
かっこいい。
「あの、一緒に写真とってほしいの」
「いいよ」
「本当に!?ありがとう!」
そういいハルにカメラを渡した。
自然に澄川くんの腕に自分の腕を絡めほほをよせる。
「っ」
それを見るだけで胸が苦しかった。
なに、これ。
苦しい。

