「聖ー!ご飯だよ」
その扉を叩く音で起きた。
しばらく寝ちゃってたんだ。
受験生なのに勉強してないしやばいなあ
ご飯食べたらやらなくちゃ。
自室を出てリビングに向かうともうみんな席についていた。
「お父さん今日は早かったんだね」
珍しくお父さんも一緒にご飯を食べる。
「今日は会議があったからそのまま直帰したんだ」
「そっか」
いつもは夜9時とかに帰ってくるから久々に一緒にご飯を食べれて嬉しかった。
「二人とももう志望校は決まったの?」
その言葉にドキッとなる。
どうしよう。
言った方がいいかな。
「私は決まってるよ」
隣の弥が嬉しそうにいった。
「どこ?」
「K大の文学部」
K大!?嘘、、、。
やっぱり双子だからそうなるよね、、。
「聖は?」
どうしよう。言った方がいいかな。
言ったらバカにされる気がする。

