「帰ろう」
「うん」
ハルとは家が近く中学の頃から一緒に帰ってる。
付き合ってる、なんて噂がたったけどお互い彼氏、彼女がいたこともあるから噂なんてなくなった。
鞄を持ち学校を出てバスに乗る。
学校から家まではバスで20分ほど。
いつものように二人がけの席に座る。
「はい」
「ん、」
一つのイヤフォンを片耳ずつ付けてハルの音楽プレーヤーで音楽を聴く。
これもいつものこと。
わたしは乗り物酔いしやすくていつも窓側に座らしてくれて音楽を聴きながら最寄りの停留所まで少し眠る。
文字を見ると気持ち悪くなるからハルがプレーヤーを操作して、停留所につくときに起こしてもらう。
本当に彼には頼りっぱなし。
側から見たら完全に恋人同士に見えると思う。
でもわたしとハルは親友。
そこだけは変わらない

