男子は澄川くんとハル、女子はわたしと山本さんが選ばれた。


「俺は良いよ」

「さすが澄川くん!」


クラス中の女子がきゃっきゃと騒ぎ出す。


「俺も大丈夫です」

「わたしも」

続けてハルと山本さんが頷いた。


「渋谷さんは?」

「あ、はい。わたしでいいなら大丈夫です」


わたしは昔から足が速い。

自分的にはあんまりそんな風に思ってないけど弥とよく鬼ごっこして遊んでたら二人とも速くなった。


「今年も双子対決が見れる!」

「楽しみ!」


弥もわたしとタイムが一緒だから二人とも一年の頃から3年間このクラス選抜リレーに出ているんだ。


一年の時は弥、ハル、わたし、澄川くんの順に走った。


でもその頃は澄川くんのことをあんまり知らなくて覚えてなかった。



勿体無いことしたなあ。