ツンデレな彼と同居中♡

結芽side

…コトッ……

…ん……?

物音がして薄っすらと目を開ける。

…眠い…

………って、え!?

私寝てた!?

慌てて起き上がると

かけてあったブランケットが

肩から滑り落ちた。

ブランケット…風雅かな…?

手に取って畳んで置くと

キッチンを覗き込む。

「あ…」

そこでは風雅が料理をしていた。

「…?…うわっ!お、起きたのかよ!!」

気配を感じて振り向いた風雅が

驚きながらこっちを向く。

「う、うん。
ごめん、私寝ちゃったみたいで…」