ツンデレな彼と同居中♡

風雅side

「風雅〜…奈津が心配…」

「んー…」

自称、親友の翔に適当に相槌を打ちながら、

俺は結芽のことを考える。

あいつ…マジ鈍臭ぇ…

「にしても風雅かっこよかったな〜!
結芽ちゃんも惚れたりして!」

「…は?…つーか名前呼びやめろ」

「おー、嫉妬深ぇ〜」

「…は!?お前なに言って…「ツ・ン・デ・レ〜♪可愛いぞっ♪」

「…お前…「ごめんごめんって!!な!!」

だ・れ・が・ツンデレだ!

俺は翔を睨んで前を向いた。