ツンデレな彼と同居中♡

「…ほんっとめんどい。
風雅どこ逃げた?」

「多分自分の部屋…」

ズルイよも〜…

「…引きずり出してくる」

理玖はそう言うと

「ちょ、おい!」

…ほんとに引きずり出してきた。

「風雅が相手してよ」

「絶対嫌だ!!」

「めんどいんだけど」

「俺もだ!!」

すると茉侑ちゃんがおりてきた。

「荷物置いてきた〜」

「…ってか勝手に客間使ってんなよ」

風雅がそう言って睨む。

「えー、いいじゃない。
それともなに?風雅の部屋で一緒に寝る?」

「死んでも嫌だ!!!」

そんな会話を繰り広げている二人をみて、私はどんどん不安を大きくさせていった。