家に帰ると笑顔で迎えてくれるおばさん。

「おかえり結芽ちゃん!あら、風雅も一緒なの?」

そう言ったおばさんの視線がスーっと下に行く。

…あっ!!

「そ、そうなんですよ〜!!
途中奈津と体育館に行って応援してきたんです!」

パッと手を離して少し早口でそう言う。

「あら、そうだったの?」

「そうなんです!あ、なにかお手伝いしましょうか?」

「いいえ、いいのよ!
今まで散々させてたんだから、結芽ちゃんはゆっくりしてて?」

そう言って微笑まれて、なぜか泣きそうになった。

「…家上がりたいんだけど。
どいて」

「まあ!邪魔者みたいに言わないでよねー!」

風雅ははいはい、と頷いて靴を脱ぐ。

「結芽、ぼーっとしてねぇでお前もさっさとあがれ」

「!あ、う、うん」

そう言って慌ててサンダルを脱ぐ。

わ、私ったらついぼーっとしちゃってた!