「理玖、御飯出来たよ」

「うん。風雅はしばらく起きないかもよ」

「えー…」

告白にそんな疲れたわけ?

「風雅〜」

「ん…」

風雅は寝返りを打っただけで目を覚まさない。

「…はあ……」

理玖はため息をつきながら風雅に近づく。

「…風雅」

「………んー…」

「…早く起きないと結芽いるよ」

ガバッ!!

「あ、風雅、おはよう」