「一応、失礼すると声はかけたけど…」 「良いって言ってないでしょうが!!!」 私が神崎と言い合っているとまぁまぁと良いながら社長が間に割ってはいる。 「要、良いよ。認めよう。だけど一応形だけの挙式は高校生のうちにしなさい。」 「社長さ………もご!?」 真面目に話をする社長に私が誤解を解くため話そうとするとすかさず口を抑え喋らなくする神崎。 「んーー!!」 私がもがくと耳元で「ちょっと黙ってて」とイケボで囁く神崎。