そうだったんだ…

夢の中で、輝優虎くんはあたしのことが好きだったのかな?


あたしは、友達として好きだったけど…


輝優虎くんは、違う好きだったんだ


でも、突然付き合ってなんていわれてもな…

いま好きな人いないし、輝優虎くんはほんとにいい人だと思うけど


輝優虎くんはあたしのことをちゃんとわかっているのかな?


まだ気持ちの整理はついてないし、

親友のらいらいにも少し相談したい。


「少し考えて、LINEで返事してもいいかな?
ごめんね、もしおっけーだとしても、
この場ではいえないよ。

お互い友達待ってるし、
そろそろゲーセン戻らない?」


LINEで返事を返すことにした。


「わかった。

そうだな、俺にも麗那にも友達待ってんだったな!

突然呼び込んでごめんな、
でもこの出会いは忘れんなよ?

神様に感謝しなきゃな。」

輝優虎くんはそう言い、
あたしたちは上の階のゲーセンに2人で戻る。


ゲーセンに戻ると、
らいらいにあたしと輝優虎くんが一緒にいるところをみられた。


もちろん後で全部話すからいいけど、なんか誤解されそうだな…


「ごめんね、まった?ほんとにごめんね。」

あたしがそういうと、みんなは大丈夫といい、次にかかった声が、

「あのイケメンなに?」

だった