「まじで?
意味わかってる?」


私が考えてたのと違うの?


「意味って?
どんな意味…?」




「ま、簡単に言うと俺と付き合うってことかな」


あたしのかんとは逆方向だった


「どうして?

あたしたち、まだ会って少ししかたってないよ?」



「夢を現実にするっつってんだろ?
夢で、俺たちすぐに仲良くなったんだろ?

俺、麗那の夢の中で、麗那のこと好きだったと思うよ。

現実でも好きんなっちゃったんだよ。

しょーがねーだろ?」