聞きたいことはたくさんあるけど、
落ち着いて話したいからとりあえず
移っている間は2人とも無言
椅子に座り輝優虎くんから口を開く
「あの…俺のこと、わかる?
これでわかってたらすげぇけど…」
なに、輝優虎くんのことわかってたらすごいの?
どうして?
もしかして、輝優虎くんもあの夢をみたのかな?
それで、あたしも見たとは思っていなくて
自分だけだと思ってるの?
でも、なんか違う気がするんだよね…
だって、これで輝優虎くんもあの夢を見ていたらこれは運命だよ?
運命なんて通り越してもう本当に言葉に表せないよ
しかももしそうだったら、
夢に出てきた知らない人が目の前にあらわれてもっと驚くと思う

