「もうそろそろ帰んなくても平気?」
携帯を見ると時刻はもう午後の4時を過ぎていた
家は少し遠いから、もうそろそろ帰ろうかな
「うん、帰るね」
「送るよ!送るって言ってもチャリ運転してあげるだけだけど」
チャリだと25分ほどで家に着くけど、
そうすると輝優虎くんは約1時間経ってから
自分の家に着くってこと。
大変だよね…
「ここまで歩いてきたんだから大丈夫だよ〜!
輝優虎くんの親が心配するでしょ、あたしのことは心配しなくていいよ」
「いいって!親は夜になんねぇと帰ってこないし、麗那が帰ったらまた暇だからさ〜
この場合、俺に送るか送らないか決めれる権利があんの!だから送るわ〜」
そういわれると…
「ありがと…」
送ってもらうか。

