最初はすごく緊張していたけど、
輝優虎くんのおかげか
だんだん気を遣わないで話したり、
面白いと心から笑えた。
見た目は少しチャラそうな感じで、
あたしの学校にこういう人はいない
だけど、話してみると中身はすごく優しくて
そんなことを思っていると
「そういえば、麗那ってどこに住んでんの?」
あ、言ってなかったね
「ここから歩いて45分から1時間くらいかかるところかな」
「え、そんなに歩いたの?
すごいね。散歩がてらとか言って、ほんとは俺に会いに来たんじゃねぇの?」
笑いながら言われた。
「は?何言ってるの?そもそも輝優虎くんのこと今日初めて知ったし」
輝優虎くんは「そんなこと俺も知ってるわ!」といい大笑いしていた。
まだ会ってから1時間ほどしか経っていないのに
こうやって冗談話ができるし、
輝優虎くんってすごいな〜と思った。

