『…ですから…。蓮唯さんはmr.ジョニーに歌を習います。』

「え?えぇ…先生そんなこと言ってなかった!!」

蓮唯は怒った。

『今言ったじゃないですか!!言うの忘れたって!!

言いましたよ!!』

つかさず佳も言い返す。

「そんなぁ…」

『大丈夫ですよ。蓮唯さんなら合格できますから。

それじゃ…』

「あっ先生…!」

〝ブチッ〝

(あの先生言いたいことだけ言って切りやがった…)

蓮唯はイライラを溜めながら席に戻った。

「どうだった?」

席に戻ると来翔が話しかけてきた。

「うん。私もmr.ジョニーに習うらしい…。」

蓮唯は席につきながら答えた。

「じゃぁ、やっぱり君があの…」

「あの?」

「あぁ…なんでもないよ。」

来翔はそういい何かを考え始めた。