白嶺高校 雪妃side


ここには今、3人の女子がいる
珍しいメンバーで...

1人を好んでるぼっち女子、私と...

茶髪、巻いた長い髪、ポニーテール
そして女子のトップに君臨してる女子
内山里帆

クールなのに高めのツインテール
性格も良いし、友達も多い女子
片桐梨紗


「まさか、あたし以外にも凪から手紙もらった子がいたとは...」


沈黙を切るように話し出した内山さん


「私も驚いたわよ、こんなにタイプが違う私達が集まるなんてね」


うわ、梨紗ちゃんズバッと言うなぁー...
何回か話したことあるけど、結構強めなのかな...


「み、みんな内容は同じ...みたいだね。手紙...」


恐る恐る声をだす私、人と絡む事が久しぶりで、あまり声を張ることができない


「だねー...凪、何考えてんだろー...
あ、あたし内山里帆。よろしく」

「しってるわ、私は片桐梨紗。よろしくね」

「えっと、中野雪妃。よろしく」


自己紹介をするという流れにのり、3人とも少し会話が続く


「本題にもどすけどー、なんでこんな手紙を送りつけてきたのかねぇ」

「わからない、でも...」

「梨紗ちゃん、でも、何?」

「...でも、凪が何も考えずに送ってくるとは思えなくてさ」

「たしかにー!片桐ちゃんさすが!」


いや、内山さんが馬鹿なだけじゃ...